ホワイトゴールド(White Gold)

ホワイトゴールドとは金を主体として生み出された合金で、プラチナが世界的に不足していた第一次世界大戦頃にプラチナの代用品とされていた金属です。

ホワイトゴールドは厳密にいうと貴金属ではありませんが、現代において金やプラチナとも引けをとらないほど多くの宝飾品に用いられている金属でもあります。

ホワイトゴールド(White Gold)を日本語に直訳すると白金となりますが、白金とはプラチナのことで、ホワイトゴールドのことではありません。このことを混同している人が多いようです。

一般的に宝飾品として多く用いられているのが、金75%とパラジウム25%を合成した18金ホワイトゴールドや金58.33パーセント、残り約41.66パーセントパラジウムに銅や亜鉛の合金を合成した14金ホワイトゴールドとなっています。

かつてはホワイトゴールドの精製にパラジウムだけではなくニッケルも用いられることが多かったのですが、ニッケルはアレルギーを引き起こし易く宝飾品には向かないために、現在ではほぼ使用されていません。

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