プラチナ(Platinum)

プラチナは白金とも呼ばれる貴金属で、最も価値が高く希少な貴金属であるとされています。

プラチナの持つ輝きの美しさから、宝飾品として加工されることの多いプラチナですが、科学的な見地から見ると非常に安定した素材でもあり、多くの工業用製品の触媒などにも用いられています。融点が非常に高いのも特徴です。

プラチナが埋蔵されている国は南アフリカやロシア連邦とされていますが、日本においても僅かではありますが、埋蔵が確認されています。

プラチナは白金と表記するために白金=ホワイトゴールドと混同する人が多いようですが、ホワイトゴールドはプラチナの代用品として近代において科学的に生み出されたものであり、プラチナとは全く異なる物質です。

金にも同じことが言えるのですが、日本においてプラチナのアクセサリーや加工品を所有している人が多く、その量は世界中のプラチナの流通量の大きな割合を占めているようです。これらは「都市鉱山」と呼ばれており、現在非常に大きな関心を寄せられています。

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