キャッツアイ(Cat's Eye)

キャッツアイは日本名、猫目石(ねこめいし、猫眼石)呼ばれる、宝石の一種です。

金緑石(クリソベリル)の変種で、「猫睛石(びょうせいせき)」ともいわれています。 キャッツアイとは本来、宝石に光の効果で猫の目のような効果が出ることを指す言葉であり、「猫目石」を「キャッツアイ」と称するのは正しくはありません。
宝石としてのキャッツアイは石の種別であるクリソベリルを頭に付けてクリソベリルキャッツアイとするのが正確です。

本来クリソベリルという宝石にはほとんど価値がなく、宝飾品としても安価で取引されているのですが、キャッツアイ効果の入ったクリソベリル、いわゆるクリソベリルキャッツアイとなると値段が跳ね上がり、数千万円以上の価格で取引されるものも珍しくはありません。

インドやスリランカ、ブラジルなどが主な産地であるとされており、スリランカやブラジル産のものは特に高値が付けられていますが、インド産のキャッツアイもクォリティには大きな差がなく、お買い得であるとされています。

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