アレキサンドライト (alexandrite) は宝石の一種で、金緑石(クリソベリル、BeAl2O4)の変種です。
太陽光や蛍光灯の明かりの下では暗い緑色を示しますが、白熱灯や蝋燭の明かりの下だと色が鮮やかな赤色を発色する非常に美しい宝石です。
なぜこのように光によって異なる発色をするかというと、あれ気サンドライトは黄色系スペクトルを吸収するクロムを含有し、また石が反射する光に赤色要素と緑色要素の両方が平均的に存在することで、青みが強い光線の元では青色系の色を、赤みが強い光線の元では赤色系の色を反射するためです。 |